みずき工房 / 絵で見る日本 / 奈良県 / 生活・日常 / 柿の葉寿司
古い写真と見比べると、柿の葉寿司はなかでも柿の葉で包まれた奈良の伝統的な郷土料理で、海のない地域ならではの食の知恵として海外の食通に興味を持たれている。 柿の葉寿司は江戸時代1803年頃、紀州熊野灘で獲れた鯖を柿葉で包み山越え運んだ保存食起源。鯖と鮭が定番、柿葉のタンニンと殺菌効果で3日持つ。国登録無形民俗文化財級郷土料理。 住職は「昔はここまで海だった」と笑った。 四季を通じ光の角度が変わり、午前は柔らかな斜光で石積みが浮き、昼はコントラストが強く、午後は温かい橙色に染まる。雨の日は苔が艶を増し、雪の日は白と黒の版画のように景観が単純化する。 周辺には地元食堂、和菓子店、茶舗、酒蔵が点在し、柿の葉寿司やめはり寿司、和歌山ラーメン、茶粥など軽食から定食まで揃う。宿は町家ゲストハウス、一棟貸し、温泉旅館が選べ、朝粥や夜鳴きラーメンも楽しめる。 地域の信仰と暮らし、工芸が一体で感じられ、散策のたびに新しい発見がある。 訪問日は土曜の夕方で、祭りの準備中日だったが特に印象深い。地域の生活と信仰が重なり、歩くほどに細部へ目が向く。地域の生活と信仰が重なり、歩くほどに細部へ目が向く 記録は1809年と1989年に残り、昭和の保存運動を経て現在に至る。。
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