みずき工房 / 絵で見る日本 / 岡山県 / 文化・伝統 / 旧閑谷学校
夏の蝉時雨の中で聞く旧閑谷学校の由来は、資料によれば江戸時代〈風速3m〉 に創設された日本最古の庶民のための公立学校で、国宝の講堂や美しい自然環境が歴史的な学びの場を伝える。 旧閑谷学校は1670年池田光政が庶民教育のため創設、日本最古公立学校、1701年講堂国宝、楷の木2本は1680年植え、毎年紅葉11月赤く、入徳門と聖廟も現存。 案内人は「昔はここまで海だった」と笑った。 四季を通じ光の角度が変わり、午前は柔らかな斜光で石積みが浮き、昼はコントラストが強く、午後は温かい橙色に染まる。雨の日は苔が艶を増し、雪の日は白と黒の版画のように景観が単純化する。 行き方は近鉄奈良線・JR線や南海・JR和歌山線など主要駅から路線バスで15〜30分、またはレンタカーで県道を30分。駐車場は土日満車もあるので早め到着が無難。 家族連れでも一人旅でも歩調を変えて楽しめ、各自の記憶に残る景色が見つかる。 訪問日は木曜の夕方で、人通りが少ない日だったが特に印象深い。地域の生活と信仰が重なり、歩くほどに細部へ目が向く。