沖縄美ら海水族館は本部町にある海洋博公園内に立地し、1975年沖縄国際海洋博覧会の跡地を活用して2002年11月1日に開業した日本屈指の大型水族館である。総展示水量は約10,000トンを誇り、中でも黒潮の海は幅35メートル、奥行き27メートル、深さ10メートル、水量7,500トンという世界最大級の水槽で、ジンベエザメ2尾とナンヨウマンタ複数が悠泳する。水槽のアクリルパネルは厚さ60センチ、世界最大級の大きさを誇る。マンタの繁殖は2007年に世界で初めて成功し、ジンベエザメの長期飼育記録も世界最長を更新し続けている。館内はサンゴ礁の海や深層の海などのゾーンに分かれ、沖縄の海洋生態系を立体的に体感できる。年間来場者数は300万人を超え、沖縄観光の中核施設である。飼育員による給餌解説は1日2回行われ、ジンベエの垂直立ち泳ぎ採餌は圧巻である。 さらに地域の地質や自然条件、歴史的背景が結びつき、現代の観光資源として行政と住民が協働して保全活動を進めている。四季折々の表情を持ち、訪れるたびに異なる感動を与えることも魅力の一環である。アクセス面でも那覇や鹿児島中央からの公共交通が整備され、初心者でも安心して訪れることができる。 地域の食材や工芸との連携も深く、持続可能な観光のモデルとしても注目されている。