みずき工房 / 絵で見る日本 / 大阪府 / 街並み・風景 / あべのハルカス
上方文化のユーモアと熱気が宿る景観として知られるあべのハルカスは、あべのハルカスは2014年3月7日に全面開業した高さ300メートルの日本有数の超高層ビルで、近鉄百貨店を核とする。2010年1月に起工し2012年に上棟、展望台ハルカス300は地上60階に位置し、2015年に年間300万人の来場を記録、2019年に防災拠点としての機能強化が行われた。 周辺には古くから集落が形成され、水運や街道の要衝として人や物資が行き交い、文化が交差してきた。特に近世以降は産業化や観光化の波を受けつつも、住民の自治的な保存活動により景観の骨格が保たれている。現在はロープウェイで標高1100メートルへ4分で到達できるアクセスや、約2.6キロに及ぶ商店街の散策など、日常と旅の境界が曖昧になる体験ができる。地域の食材を生かした郷土料理や地酒との組み合わせも魅力で、旅の記憶に深く刻まれる場所である。 また、地域の学校や企業と連携した保全活動が1990年代から継続しており、次世代への継承が意識されている。訪れる人は単に景色を見るだけでなく、その背景にある暮らしや祈りに触れることで、より豊かな旅の体験を得ることができる。