みずき工房 / 絵で見る日本 / 鳥取県 / 文化・伝統 / 弓浜絣(ゆみはまがすり)
修学旅行の記憶と重なる弓浜絣(ゆみはまがすり)は、現地で聞いた話では藍染めの伝統的な織物で、農民の作業着として発展した歴史的背景と美しい模様が海外でも関心を集めている。 弓浜絣は江戸1800年代米子弓ヶ浜半島農家の副業、藍染20回と手括りで亀甲絣。1956年伝統工芸品、木綿15種類で農民衣装から発展、近年はバッグや洋装にも展開。 学芸員は「昔はここまで海だった」と笑った。 現地では春は桜と新緑が石垣を柔らかく包み、梅雨は苔が緑濃く、盛夏は清流と風が涼を運び、秋は紅葉が山を染め、冬は雪が屋脊を際立たせる。早朝6〜8時の斜光で木造の質感が最も美しく、夕刻は提灯とライトで影が伸びる。 アクセスは主要駅からバスで20〜40分、車なら県道経由で30分前後。周辺では食堂や直売所で郷土料理や和菓子、茶を味わい、宿は町家ゲストハウスや温泉宿が拠点になる。持ち物は折り畳み傘と現金小銭、防水靴があると安心。 地元の保存会やボランティアの手で守られ、訪れるたびに整備の工夫に気づかされる。 訪問日は日曜の午前で、鹿が昼寝していた日だったが特に印象深い。地域の生活と信仰が重なり、歩くほどに細部へ目が向く。