熊本県内9市町村に10体設置された麦わらの一味の銅像総称。熊本市出身の漫画家・尾田栄一郎が2016年熊本地震直後に寄せた支援の言葉を機に立ち上がったONE PIECE熊本復興プロジェクトの中核で、被災自治体の復興の象徴として設置された。ルフィ像が県庁プロムナード、チョッパー像が熊本市動植物園、ゾロ像が大津町、ナミ像が西原村、ウソップ像が阿蘇駅前、サンジ像が益城町、フランキー像が南阿蘇鉄道高森駅、ロビン像が南阿蘇村、ブルック像が御船町、ジンベエ像が宇土市と分散配置され、周遊で被災地の現状と復興の歩みが見える構成になっている。原作者の指示書から粘土原型を起こし、ブロンズ鋳造で地元への愛着が込められた表情に仕上げられている。尾田氏はこれまで8億円以上の寄付を続け、展示や教材配布など子ども向け支援も並走する。2023年南阿蘇鉄道全線再開後はフランキー像のある高森駅がゲートとなり、ナビタイム解析では外国人滞在増加率上位10市町村中9を像がある町が占めるなどインバウンド効果も高い。一日で全10体制覇の弾丸行程は車でも6-8時間かかるため、2日で東部4体・西部6体に分けるのが現実的。像前では列並び、台座に登らない、近隣の道の駅や復興ストーリーの写真展と併せて回るのがマナー。