阿蘇くじゅう国立公園の中核をなす草千里ヶ浜は、熊本県阿蘇市の烏帽子岳北麓標高約1100mに広がる直径約1kmの二重火口跡で約3万年前にデイサイト質の軽石噴出で形成された国名勝天然記念物である。指定面積は米塚を含め125万8508㎡に及び、草原面積78万5000㎡の広大な草原に中央の駒立山と二つの池が点在し雨水が溜まって牛馬の水飲み場となっている。背景に噴煙を上げる阿蘇中岳を配し、放牧馬や牛が悠々と草をはむ牧歌的な風景は阿蘇を象徴する教科書でも知られる風景であり、三好達治の詩集艸千里や中村憲吉らの短歌にも詠まれた。夜間観光向け引き馬12頭が夕方から翌朝まで放牧されるが、口蹄疫以降人との接触を避けるため柵越しにも触れないルールが徹底され近年SNSの誤情報で接近し蹴られる事故が散発しているため30m離れて観賞するマナーが呼びかけられる。乗馬体験、四季の新緑・ススキ・雪景色、阿蘇火山博物館との周遊も楽しめる。さらに地域のガイドの説明を聞きながら歩くことで、歴史的背景や地質の特徴への理解が深まり、旅の満足度が高まる。地元食材を使ったグルメと合わせて訪れるとより一層思い出深い体験となる。さらに地域のガイドの説明を聞きながら歩くことで、歴史的背景や地質の特徴への理解が深まり、旅の満足度が高まる。地元食材を使ったグルメと合わせて訪れるとより一層思い出深い体験となる。