唐津城は佐賀県唐津市東城内、唐津湾に突き出す満島山標高42mの頂に本丸を置き、西側に二の丸三の丸を配した連郭式平山城で、海に直接聳える石垣を持つ海城として知られる。別名舞鶴城。1602年から1608年にかけて唐津藩初代藩主寺沢広高が築城し、虹の松原の整備と並んで藩の拠点とした。左右に広がる松原を鶴の翼に見立て舞い降りる鶴の姿から命名された。1873年廃城令で廃城、77年本丸跡は舞鶴公園に。現在の天守は1966年昭和41年に文化観光施設として建てられたRC造5重5階地下1階高さ約27m総面積1329平方メートルの模擬天守で築城当時天守はなかったとされる。内部は唐津の歴史や甲冑、刀剣、唐津焼を紹介するフロアがあり、5階展望台からは虹の松原や唐津湾、市街地、鏡山を一望できる景勝地。石垣や堀の一部が遺構、斜行エレベーターで上段広場まで車椅子でも登れる。唐津神社の秋の例大祭唐津くんちや桜藤の名所でもあり年間14万人以上が訪れる。2027年度から外壁や屋根のひび割れ修復、消防設備改修、ライトアップLED化、樹木伐採、外構整備など大規模改修が計画されさらなる魅力向上が期待される人気城郭。アクセスはJRや西鉄バス、昭和バスが便利で、多言語案内や観光案内所のサポートも充実しており、外国からの来訪者も安心して楽しめる環境が整っている。周辺の季節行事や地域の食文化と合わせて巡ることで、より深く日常の魅力を体感できる。