武雄温泉楼門は佐賀県武雄市武雄町温泉街の入口に立つ朱塗りの竜宮城のような楼門で、東京駅を設計した佐賀出身の建築家辰野金吾が1914年大正3年に設計し1915年に完成、2005年平成17年に新館と共に国の重要文化財に指定。釘を一本も使わない天平式楼門と呼ばれる独創的建築で、鮮やかな色彩と海老虹梁や鯱、唐破風などが特徴。楼門2階天井四隅には子ねずみ卯うさぎ午うま酉とりの4干支の彫絵が配され、東京駅丸の内南北ドーム天井8干支丑寅辰巳未申戌亥と合わせると十二支が揃うことが2013年の修復調査で判明し辰野が仕掛けたミステリーとして話題に。2022年開業の西九州新幹線武雄温泉駅の天井にも干支が取り入れられた。見学は武雄市観光協会主催の朝活プログラムで火曜を除く毎日9~10時に可能で保護協力費入浴券付500円。楼門をくぐると同じく辰野設計の武雄温泉新館が資料館として残り、殿様湯家老湯など6つの浴場が点在。奈良時代肥前国風土記に記述ある1300年歴史の単純泉炭酸水素塩泉45~51度の美肌湯で伊達政宗宮本武蔵シーボルト入湯伝承あり温泉街のシンボルとして親しまれ夜のライトアップも美しい。アクセスはJRや西鉄バス、昭和バスが便利で、多言語案内や観光案内所のサポートも充実しており、外国からの来訪者も安心して楽しめる環境が整っている。周辺の季節行事や地域の食文化と合わせて巡ることで、より深く日常の魅力を体感できる。