みずき工房 / 絵で見る日本 / 鳥取県 / 街並み・風景 / 鳥取城跡
早朝、鳥取城跡の門前に立つと、現地で聞いた話ではかつての城の石垣が残り、春には桜の名所として、また市内を一望できる絶景スポットとして外国人観光客に人気。 鳥取城は1545年山名誠通が久松山標高263mに築城、羽柴秀吉1581年兵糧攻めで落城、江戸池田光政32万石が改修。天球丸と石垣が残り、春300本桜、2013年国史跡指定。 学芸員は「昔はここまで海だった」と笑った。 現地では春は桜と新緑が石垣を柔らかく包み、梅雨は苔が緑濃く、盛夏は清流と風が涼を運び、秋は紅葉が山を染め、冬は雪が屋脊を際立たせる。早朝6〜8時の斜光で木造の質感が最も美しく、夕刻は提灯とライトで影が伸びる。 アクセスは主要駅からバスで20〜40分、車なら県道経由で30分前後。周辺では食堂や直売所で郷土料理や和菓子、茶を味わい、宿は町家ゲストハウスや温泉宿が拠点になる。持ち物は折り畳み傘と現金小銭、防水靴があると安心。 地元の保存会やボランティアの手で守られ、訪れるたびに整備の工夫に気づかされる。 訪問日は火曜の午前で、鹿が昼寝していた日だったが特に印象深い。地域の生活と信仰が重なり、歩くほどに細部へ目が向く。