みずき工房 / 絵で見る日本 / 鳥取県 / 街並み・風景 / 倉吉白壁土蔵群
夕暮れどき、提灯に照らされた倉吉白壁土蔵群は、現地で聞いた話では江戸・明治期のレトロな町並みが残っており、日本の伝統的な風景を歩いて楽しめるスポットとして人気。 倉吉白壁土蔵群は江戸後期1800年代玉川沿いに醤油醸造業者が白壁土蔵を築く、倉吉絣と共に栄え1970年代保存運動。1985年日本都市景観大賞、赤瓦と白壁が特徴で倉吉打吹玉川伝建地区2012年選定。 学芸員は「昔はここまで海だった」と笑った。 現地では春は桜と新緑が石垣を柔らかく包み、梅雨は苔が緑濃く、盛夏は清流と風が涼を運び、秋は紅葉が山を染め、冬は雪が屋脊を際立たせる。早朝6〜8時の斜光で木造の質感が最も美しく、夕刻は提灯とライトで影が伸びる。 アクセスは主要駅からバスで20〜40分、車なら県道経由で30分前後。周辺では食堂や直売所で郷土料理や和菓子、茶を味わい、宿は町家ゲストハウスや温泉宿が拠点になる。持ち物は折り畳み傘と現金小銭、防水靴があると安心。 地元の保存会やボランティアの手で守られ、訪れるたびに整備の工夫に気づかされる。 訪問日は日曜の午前で、鹿が昼寝していた日だったが特に印象深い。地域の生活と信仰が重なり、歩くほどに細部へ目が向く。