宮崎県日向市で毎年8月第1土曜日に開催される日向ひょっとこ夏祭りは、1984年昭和59年に地元新聞社と日向青年会議所の懇談で、阿波踊りに匹敵する踊りを育てたいという声から市民団体「21世紀を考える会」が始めた地域イベントである。起源は明治末期、塩見永田地区で眼科医を開業していた橘公行が永田に伝わる民話と江戸の里神楽に着想を得て、身内の祝い事で披露していた踊りを豊作と子孫繁栄を祈る芸能として青年たちに伝えた「永田のひょっとこ踊り」で、1992年平成4年に日向市無形民俗文化財に指定された。祭りはJR日向市駅西口のあくがれ広場と中心市街地を舞台に、前夜祭と本祭りの2日構成で行われる。前夜祭ではきつね・おかめ・ひょっとこ・キッズの4部門による個人戦全国大会が開かれ、本祭りでは約2,000人を超える踊り手が全国から集まり、赤い着物に白い帯、豆絞りの手拭いを被り、ひょっとこ・おかめ・きつねの表情豊かなお面を付けて「テンテコテン、テンテコテン」と繰り返す笛・鉦・太鼓の囃子に合わせ、腰をくねらせユーモラスに練り歩く。踊りは片足を前に突き出し同側の手を前に伸ばし、反対の手を顔横に添える基本動作を交互に繰り返し、きつねは機敏に跳ねておかめを招き、おかめは手で口元を隠しながらそろそろ歩くなど役ごとの所作がある。沿道の観客は手拍子で応じ、気に入った踊り手に「踊り子メダル」を掛ける交流が醍醐味で、2016年には119連2,222名、2019年には7万5千人の観客を動員し宮崎を代表する夏祭りに成長、2018年には第22回ふるさとイベント大賞優秀賞を受賞した。県内外のPRで福岡・北海道などに20年以上活動する愛好会も生まれ、駅の接近メロディーにも採用されるなど地域活性化に寄与している。
Takachiho Night Kagura
Shochu Culture
Undama Throwing at Udo Shrine
Tanokansaa (Rice-Field Deity)
Yabusame at Miyazaki Shrine
Obi Castle Town
Haniwa Workshop
Shimenawa of the Land of Myths
Slash-and-burn Farming in Shiiba Village