青島は瀬戸内海に浮かぶ面積〇・四九平方キロメートル、海岸線四・二キロメートルの小さな島で、大洲市長浜港から定期船あおしま号で片道三五分、一日二往復、定員三四名で運行される。島民は二〇二四年時点で四人に対し猫は一時二百匹以上生息し、メディアで猫の島として世界的に知られるようになった。元は漁船のネズミ駆除のために飼われた猫が繁殖したもので、漁業の衰退と高齢化で人口が減少する一方で猫が増えた。二〇一八年には動物基金による一斉TNRで二一一匹が不妊手術を受け、耳カットが目印となっている。島内に商店、自動販売機、宿泊施設はなく、飲料や食料は本土から持参が必須である。餌やりは決められた餌場のみで住民エリアへの侵入は禁止という青島の約束が定められ、遵守が求められる。港から弁天崎まで徒歩十分、青島神社や廃校跡を巡りながら猫と戯れる散策が楽しめる。定員制のため平日早朝便が狙い目で、ゴミは全て持ち帰りが原則である。 猫の健康管理はボランティア団体が定期的に行い、餌の量や種類も管理されている。島の将来は無人化が懸念されるが、猫の保護と共存を考える活動は全国から注目を集め、クラウドファンディングでも支援が行われている。 地元ボランティアによる無料ガイドや多言語パンフレットも整備され、外国人旅行者への案内が充実している。訪問前の公式サイト確認とマナー遵守が、より深い体験につながる。