しまなみ海道は広島県尾道市から愛媛県今治市まで、瀬戸内海の六島を七本の長大橋で結ぶ全長約七十キロメートルの海峡横断ルートである。自転車道はブルーラインで示され、CNNが世界で最も美しいサイクリングコース七選に選んだことで世界的に知られるようになった。来島海峡大橋は世界初の三連吊り橋で全長四千百五メートル、橋上からは急潮で知られる来島海峡の渦潮や造船所のクレーンが望める。今治側で借りて尾道で返却可能なSHIMANAMIレンタサイクル制度があり、電動アシスト車は一日二千円前後、一般車は千円程度で、子ども用やタンデムも用意されている。橋の通行料は自転車一台五十円から二百円程度で、島ごとにレモン畑やドルフィンファーム、耕三寺、平山郁夫美術館などの見どころが点在する。向かい風が強いため午前中に今治を出発し、伯方島で塩ラーメン、大島で海鮮丼を食べるのが定番コースである。春と秋が最も走りやすい季節である。 レンタサイクルターミナルでは多言語対応のスタッフが常駐し、パンク修理キットやヘルメットも無料で貸し出される。初心者向けに電動アシスト車を推奨し、島ごとの見どころマップも配布されている。 地元ボランティアによる無料ガイドや多言語パンフレットも整備され、外国人旅行者への案内が充実している。訪問前の公式サイト確認とマナー遵守が、より深い体験につながる。