みずき工房 / 絵で見る日本 / 滋賀県 / 文化・伝統 / 近江上布
湖と山に抱かれた静謐な佇まいが魅力の景観として知られる近江上布は、麻織物としての歴史は室町時代1460年代に遡り、江戸時代1782年には彦根藩の奨励産業となった。糸の染色から手織りまで一貫した工程は1950年代に再評価され、1958年に国の伝統的工芸品、2017年には国の重要無形文化財の技術保持者として認定された。 周辺には古くから集落が形成され、水運や街道の要衝として人や物資が行き交い、文化が交差してきた。特に近世以降は産業化や観光化の波を受けつつも、住民の自治的な保存活動により景観の骨格が保たれている。現在はロープウェイで標高1100メートルへ4分で到達できるアクセスや、約2.6キロに及ぶ商店街の散策など、日常と旅の境界が曖昧になる体験ができる。地域の食材を生かした郷土料理や地酒との組み合わせも魅力で、旅の記憶に深く刻まれる場所である。 また、地域の学校や企業と連携した保全活動が1990年代から継続しており、次世代への継承が意識されている。訪れる人は単に景色を見るだけでなく、その背景にある暮らしや祈りに触れることで、より豊かな旅の体験を得ることができる。
Ninja Culture (Koka)
Shigaraki Ware (Shigaraki-yaki)
Festivals (Otsu Festival and Nagahama Hikiyama Festival)
Buddhist Culture (Enryaku-ji Temple on Mount Hiei and Miidera Temple)
Otsu-e (Traditional Folk Paintings)
Omi Merchant Culture
MIHO Museum
Tarobo Shrine (Aga Shrine)
Wafune (Traditional Japanese Hand-Rowed Boats)