紫雲出山は香川県三豊市詫間町にある標高352メートルの山で、荘内半島に位置し山頂の第2、第3展望台から瀬戸内海の多島美を一望できる花と遺跡の山として知られる。春にはソメイヨシノやヤマザクラ約1000本が山頂を淡いピンクに染め、瀬戸内海の青とのコントラストはYahoo! JAPAN「日本が誇る桜の絶景15選」、死ぬまでに行きたい世界の絶景日本編、米国ニューヨークタイムズ紙、仏ル・フィガロ電子版に掲載され話題となった。名前の由来は浦島太郎が玉手箱を開けた際に立ち昇った白煙が紫色の雲となって山にたなびいたという浦島伝説による。初夏の6月中旬から7月中旬には道の両側に白からブルー、青紫、薄紫のグラデーション豊かな紫陽花が咲き誇り、山頂の紫雲出山遺跡館では約2000年前の弥生時代高地性集落の遺構や出土した石鏃、石槍、石斧が展示され喫茶コーナーではぜんざいやオリジナルドリンクが楽しめる。高台からは船の往来を監視した集落の役割が想像でき、縁結びの貝の言い伝えも残る。桜期はマイカーの事前オンライン予約制で平日1750円土日2300円の保全協力金、交通規制、大型バス進入禁止が実施される。紫雲出山の登山道は幅員が狭いため春の桜期とゴールデンウィークにはマイカーの事前予約制と交通規制が実施され、大型バスは駐車場手前で降車する運用となっている。山頂の遺跡館カフェでは紫雲出山の桜をイメージした桜ドリンクや、徳島産すだちを使ったオリジナルドリンクが提供され、窓際カウンター席から瀬戸内海の多島を眺めながら休憩できる。山頂付近には弥生時代の復元住居跡や貝殻の小径が整備され、縁結びの貝の言い伝えにちなんでカップルが貝に願い事を書いて奉納する光景が見られる。