宮崎牛は5年に一度の和牛のオリンピックと呼ばれる全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を4大会連続で受賞し、日本最高峰の和牛ブランドとして知られる。2007年第9回大会で初の内閣総理大臣賞を受賞して以来、2012年、2017年、2022年と連覇を達成し、そのきめ細かな霜降りと上品な脂の甘み、口の中でとろける食感が世界中のグルメを虜にしている。宮崎の豊かな自然と温暖な気候、徹底した飼養管理が生み出す品質は、A5ランクの中でも特にサシと赤身のバランスに優れ、赤身の旨味と脂の香りの調和が特徴だ。宮崎県ではこの宮崎牛を炭火焼きで味わう文化が定着している。強い備長炭の火力でブロック状の宮崎牛を一気に焼き上げ、外は香ばしく中はレアに近い状態で提供することで、余分な脂を落としつつ肉本来の旨味を閉じ込める。割烹や鉄板焼きの名店「一ツ葉ミヤチク」のように鉄板で高温で油花を引き出す店もあるが、炭火の遠赤外線効果でより煙香が加わり、噛むほどに甘みが増すのが炭火焼きの醍醐味である。焼き上がった肉はわさびや柚子胡椒、宮崎の甘めの醤油ベースのタレで味わい、宮崎の本格焼酎と合わせるのが現地流の「だれやみ」である。最近では東京六本木の「六本木にくる」が40万人が来場した国内最大級の肉の祭典でグランプリを受賞した「宮崎牛の西京焼き」のように、西京味噌に漬け込む新しい提案も増えている。大阪・中津の「宮崎牛焼肉 松心」のようにA5ランクのみを扱い原価率50%超で本場よりリーズナブルに提供する宮崎牛指定店も全国で展開し、特選コース8,800円では霜降りタン、五種盛り、ヘレ肉などで部位ごとの個性が楽しめる。宮崎県内の道の駅フェニックスでも宮崎牛ポテトチップスが特産品として売られるほど日常に浸透し、口に入れた瞬間上質な旨味と甘みが溢れ出すとろける体験は、まさに日本一の味として記憶に残る。
Chicken Nanban
Surf Culture
Hiyajiru (Cold Miso Soup)
Charcoal-Grilled Jidori at an Izakaya
Fruit Parfait Culture
Nikumaki Onigiri (Pork-Wrapped Rice Ball)
Kama-age Udon
Phoenix Roadside Station (Michi-no-Eki)
Dare-yami (shochu evening ritual)