ゆいレールは正式名称沖縄都市モノレール線、那覇空港とてだこ浦西を結ぶ17・0キロ19駅の跨座式モノレールで、戦後沖縄に58年ぶりに戻った唯一の鉄軌道として2003年8月10日那覇空港〜首里12.9キロで開業した。愛称「ゆい」は琉球方言ゆいまーる(相互扶助)から。戦前の沖縄県営鉄道は1945年沖縄戦で破壊され、戦後は米軍統治下で道路整備重視で鉄道は消滅、モータリゼーションで慢性渋滞に苦しんだため再導入が求められた。開業当初1日3.2万人、2018年5.2万人、2025年には国内外観光客1094万人を背景に6.6万人に倍増、朝ラッシュは乗車率120〜170%で山手線並みとなり、2023年から3両化が始まり2026年までに9編成が3両化。車両は1000形、最高速度65キロ、最大勾配60パーミルで急坂を登る。全線複線で所要時間那覇空港から首里21分、終点てだこ浦西37分。運賃は240〜370円、2020年3月からSuicaなど全国IC対応。駅のデザインは首里城の朱やシーサー型椅子など琉球色が濃い。首里駅から首里城、牧志駅・美栄橋駅から国際通り・公設市場、安里駅から栄町市場、終点てだこ浦西は浦添城跡と浦添ようどれへのアクセス駅。Suicaでタッチするだけで首里城、首里金城町石畳へ登れ、車窓から東シナ海と那覇の密集市街地が同時に見えるのが醍醐味だ。