すだちは徳島県特産の小型柑橘類で直径約4センチの緑色の果実、その生産量は全国の98パーセント以上を占め、徳島県が名実ともに日本一の産地である。果皮は薄く果汁が豊富で、柚子に似た爽やかな香りとシャープな酸味が特徴で、徳島県民にとっては毎日使う万能調味料として欠かせない存在である。収穫期は8月から10月で、青切りすだちが最も香り高く、松茸の土瓶蒸し、秋刀魚の塩焼き、阿波尾鶏の炭火焼き、祖谷そば、徳島ラーメン、ちくわの磯辺揚げまであらゆる料理に添えられる。すだちの花は徳島県の県花にも指定され、果皮にはリモネン、ビタミンC、フラボノイドが豊富で、皮ごとすりおろしてポン酢、ドレッシング、マーマレード、焼酎の香り付けにも加工される。徳島市内の飲食店ではカットすだちが常備され、焼酎やサワー、水に絞るのが日常である。上勝町や神山町の観光農園では収穫体験やポン酢作り体験ができ、近年は精油やアロマ製品として海外輸出も拡大している。すだちの旬である8月下旬からは徳島県各地で収穫祭が開催され、神山町の高原ではすだち畑のオーナー制度や収穫体験が提供される。徳島市中央卸売市場では朝競りですだちの等級分けが行われ、特秀品は贈答用化粧箱に入れられ全国へ発送される。近年はすだち果汁を使ったクラフトビールやクラフトジン、すだち胡椒などの加工品が増加し、東京や大阪のデパートで期間限定フェアが開かれるほどの人気である。すだちの旬である8月下旬からは徳島県各地で収穫祭が開催され、神山町の高原ではすだち畑のオーナー制度や収穫体験が提供される。徳島市中央卸売市場では朝競りですだちの等級分けが行われ、特秀品は贈答用化粧箱に入れられ全国へ発送される。近年はすだち果汁を使ったクラフトビールやクラフトジン、すだち胡椒などの加工品が増加し、東京や大阪のデパートで期間限定フェアが開かれるほどの人気である。